ベストセラー『スタバではグランデを買え!』の著者が、 過酷なデフレ不況の真相解明に挑む! 経済危機の犯人は「強欲な金融」ではなかった! 際限なき「値下げ競争」は日本経済をどこに導くのか? 復活へのカギを握る「欲望と消費」の専門家と徹底追求する――。 デフレ地獄から脱出し、日本経済を根本から立て直すための発想法――。 ●「エコカーに補助金」の愚に気づけ! ●ユニクロが格安ジーンズを「ジーユー」ブランドで出した理由を考えよ! ●「無益なモノ」こそ高く売れ! ●経営者はつねに「値上げのタイミング」を見計らうべし! ●顧客満足度、利益率、賃金の三高企業を目指せ!
(よしもと・よしお)著述家(元大学教員・元銀行員)。専門は、金融経済論、生活経済学、国際金融論など。著書に『金融工学の悪魔』(日本評論社)、『スタバではグランデを買え!』(ダイヤモンド社)、『金融広告を読め』(光文社新書)、『デリバティブ汚染』(講談社)などがある。2009年より、NHKの経済教育番組「出社が楽しい経済学」の監修・出演。
(さかもと・としお)南山大学経済学部教授。専門は、消費社会論、理論社会学。著書に、『プライバシーのドラマトゥルギー――フィクション・秘密・個人の神話』(世界思想社)、『ポスト・プライバシー』(青弓社)などがある。