内容紹介
小説の見たことのないカタチ。夏の間、レネの義兄モーリスの家を借りるため、優奈はハンブルグからボルドーへ向かう。優奈は漢字を1文字ずつ記す。同時に起こりすぎるたくさんの出来事を記録するために。言語・記憶・意味・イメージの狭間にたゆたい躓きながら、優奈の夏はたくさんの断章になる。
言語の不思議な力。文学の美しい企み。 ハンブルグからボルドーへ。言語・記憶・意味の狭間にたゆたい躓きながら、優奈は漢字を1文字ずつ綴る。同時に起こりすぎるたくさんの出来事を記録するために。
製品情報
製品名 | ボルドーの義兄 |
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著者名 | 著:多和田 葉子 |
発売日 | 2009年03月05日 |
価格 | 定価 : 本体1,700円(税別) |
ISBN | 978-4-06-215361-4 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 230ページ |
初出 | 『群像』2009年1月号 |