ショーン レノン、初の絵本。大人も子どもも読める内容。「”ちょうどいい”ってなんだろう?」と、ウサギの少年少女たちが疑問に思い、その意味を考えていくというストーリーの絵本です。「ちょうどいい」とは、小さな幸せを育んでいく、家族や回りの人たちを大切にしていく、人を思いやる気持ちを持ち続けていくこと。ウサギの少年少女は、そういった小さいけれど、とても大切なことを学んでいきます。「ちょうどいい」は「もったいない」と同じような語感を持っています。釣り人は、釣り上げた魚が小さい時には魚を放流します。人と自然とのちょうどいい距離感を知っているからです。夏や冬、冷やし過ぎず、暖め過ぎず暮らす。ちょうどいい温度でエコでいく。「ちょうどいい」という言葉は、時代に合った大切なことを教えてくれます。レノン&ヨーコ夫妻のDNAを引き継いだ作品世界がここにあります!
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