内容紹介
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目次
- I 作家論、評論
- 『金閣寺』論
- 『英霊の声』論
- 幸福にならなかった王子──オスカー・ワイルド
- 歴史的都市の現代人──塩野七生『ローマの街角から』
- 「時間」の克服──ミルチャ・エリアーデ
- 芸術家的な、余りに芸術家的な──小林秀雄
- 「なのめなる」ことへの憧れ──『紫式部日記』
- 他
- 翻訳の意義
- ボルヘスと「現在」
- 百聞は一読に如かず
- 見出される希望──ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」
- 『決定版 三島由紀夫全集』に寄せて
- 『決定版 三島由紀夫全集』の完結に寄せて
- 建築家も、基本はモチロン、「読み、書き、ソロバン」?
- 最近になって「処女作」を読んで──高橋源一郎『ジョン・レノン対火星人』
- 「国を愛せ」と命ずることは可能か?
- 失われた「現実」を求めて
- 富士山の「絶頂」/ジダンの「頭突き」
- 他
- II 建築、演劇、音楽、美術
- バルセロナ時代の若いピカソ──異質なるものとしてのスペイン
- タブローと生活──ル・コルビュジエ『ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸』にて
- 試みとしての「庭園」──イサム・ノグチ《ユネスコ本部の庭園》
- 誕生と言葉──カンディンスキー
- 都市という名の建築史──フランク・ロイド・ライト
- 「陰翳」は、いたるところに──『陰翳礼讃』と「インターナショナル・スタイル」
- 女の不思議──『私のように美しい娘』(フランソワ・トリュフォー監督)
- 転換の魔術──劇団四季『オペラ座の怪人』
- そして何時までも揺れ続ける……──劇団四季『コンタクト』
- 創造的自由の曙
- とあるフランス人の感想から──第十一代目市川海老蔵襲名披露パリ公演
- 他
- III 自作解題
- 贅言──『日蝕』の為に
- 『葬送』について
- 日記のための日記──一人称代名詞を巡る考察
- 方法を巡って──『高瀬川』
- はじめに「リズム」ありき
- 『滴り落ちる時計たちの波紋』について
- 『滴り落ちる時計たちの波紋』前後
- 匿「顔」の世界──『顔のない裸体たち』について
- 他
- あとがき
製品情報
製品名 | モノローグ |
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著者名 | 著:平野 啓一郎 |
発売日 | 2007年12月06日 |
価格 | 定価:2,090円(本体1,900円) |
ISBN | 978-4-06-214389-9 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 392ページ |
初出 | 収録作品参照 |