「働く人の話には 何か必ずひとつの真実がある」 安野モヨコ
コミックスが累計400万部を突破し、テレビドラマ化された人気漫画『働きマン』(週刊
「モーニング」連載中)。身も心もボロボロになりながら、それでも日々の仕事の中に「喜
び」と「やりがい」を見出しながら働く女性編集者・松方弘子の生き様が世代を超えて共
感を呼んでいる。
『働きマン 仕事人に聞く』は、その「実録版」だ。ノンフィクション作家・一志治夫が各
界で活躍する「働きマン」たちに会い、話を聞き、その仕事ぶりを活写する。
ナインティナイン・岡村隆史、「スーパーモーニング」キャスター・赤江珠緒、カリスマシ
ェフ・奥田政行、伊勢丹バイヤー・上野奈央、三井物産保育事業担当・中山あやこ。
職種は違えど、彼らの「仕事の哲学」にはいくつかの共通項がある。失敗を人のせいにせ
ず自分の糧にすること、人間好きで人への興味を人一倍持っていること……。
素敵な「働きマン」たちの話に耳を傾ければ、彼らに共通する「成功者のメンタリティ」
がさらに見つかるに違いない。
◆仕事人が紡ぐ「珠玉の言葉」たち(本文より)
岡村隆史 「ゴールも正解もわからへんから、仕事はオモロイ」
赤江珠緒 「気持ちに余裕がないと感じる力が麻痺してしまう。それがすごく怖い」
上野奈央 「追求すれば実現できる理想もあるって知った」
奥田政行 「人のために行動を起こすと周りが幸せになり、自分も幸せだと感じられる」
中山あやこ 「仕事で何かあったとき、子育てのせいにしてしまうのは違うと思う」
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