驚愕のインサイド・ストーリー 総理大臣の「極秘指令」とは何か? 最初で最後の対論 島は返還寸前だった! 銃撃事件の真犯人は? 北方領土交渉のなかで私は、ほとんどの外務官僚が知りえない「特命」を複数の総理大臣から受けていた。それらの「特命」について、これまで私は「貝」になったつもりで沈黙することが国益に適うと考えていた。しかし、日本外交が八方ふさがりという状況に陥ったいま、局面を打開するためには、私の受けた「特命」を国民に公開することに意味があるのではないかと思うようになった。これが本書を出版することになった最大の動機である。――<「プロローグ」(鈴木宗男)より>