史上最大の帝国はこうして世界を支配した
英国のロングセラー、待望の邦訳!
インドはもとよりカナダ、オーストラリア、ニュージーランドから、南アフリカ、ナイジェリア、エジプトまで支配した19世紀末の大英帝国。全陸地と全人口の4分の1を傘下に収めた史上最大の帝国の活力を、1897年6月のヴィクトリア女王即位60周年祭を中心に描く。
これは19世紀末の大英帝国の縮図であると同時に、歴史を旅する旅行記である。本書を読み終わったとき、あきれるほど多種多様で壮麗な光景を大きな窓越しに見てきたな、と思ってくだされば幸いである――活力にあふれた非凡な人々が、その後の全世界に影響を与える創造性、自負心、貪欲さと、統率力を発揮している帝国の光景を。――<「日本の読者への序文」より>
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