シンプルに、シックに、エレガントに
「ヘプバーン・カット」「サブリナパンツ」などの流行を生み、欠点を隠すためのアイデアから自分らしい着こなしを確立していく。ファッションから見たオードリーを書き下ろす!
初公開写真多数世界初編集
亡くなる少し前、1991年、パリのガリエラ宮で行われたジヴァンシー展のオープニングパ-ティーで、実はもう一度、オードリーを見かける機会に恵まれた。その会場の隅で、黒いシンプルなドレスを着て、長身白髪のジヴァンシーに寄り添うように立ち、取材に丁寧に答えていた。オードリーのいる一角は人垣ができていた。にもかかわらず静かな落ち着いた雰囲気があり、彼女の気品が際立っていた。その黒いドレスは、彼女そのもののように身について印象的だった。――〈本文より〉
・シンプルな服を着こなす
・ジヴァンシーと二人三脚で
・若さを強調するヘアと服
・装いアットランダム
・地味な服を引き立たせる
・自分のスタイルを確立する
・プライベートタイムのオードリー
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