何かを求めてさまよい、出逢い、愛し、別れる。 無頼の果てに、今たどる追憶の日々 愛する人のこと、松井秀喜のこと、武豊のこと、色川武大のこと、熊谷守一のこと “生きる”という名の旅が紡ぐ、珠玉のエッセイ集 「ときめき、出逢い、悦び、戸惑い、嘆き、別離する……。 生とはいったい何なのだろうか? それを知りたくて、おそらく旅人は歩き続けているのだろう。 私も、旅をすることでしか、その詩に出逢えないと思う一人である」 ―― 一瞬の夢(本文より)