舞城王太郎第1短編集 何が飛び出すか誰にもわからない最強の純文学! 圧倒的文圧で疾走する表題作『熊の場所』を含む全3編を収録。 僕がまー君の猫殺しに気がついたのは僕とまー君が2人とも11の時、つまり同じ保育所に通っていた僕たちが一緒に西暁小学校に上がり、同じ教室で勉強し始めて5年目の頃だった。――(本文より)