愛する家族がガンになったら

見守るあなたの心が負けてしまわないために――

泣いても、あがいても、その日はいつかきっと訪れる。
それなら、前向きに生きて、与えられた運命を静かに受け入れられるようになるほうが、ずっといい。

この状況を克服できる気がする
なぜならわたしは前向きで、あなたにも自分自身にも誠実だから
たとえどのような困難があろうとも立ち向かうつもりだ
わたしに与えられる重荷はわたしに背負える範囲内のものだ
ときどきそれを信じるのが困難だけれども
すべては束の間のできごと。この暗闇も含めて影あるところに光もある――（21の暗示の言葉より）

いつまでもそばにいてくれると思い込んでいた人の命には、限りがある。でもそれは、別れを告げるための時間が残されているということ。
絶望に押し流されそうになっても、誠実に、前向きに、病と向き合えば、きっと運命を受け入れられるようになる。
ガンと闘っている人と見守るあなたのために――。