その時、南京で本当は何が起こったのか?
「南京のシンドラー」とよばれ、中国人を救おうと奔走した1人のドイツ人。南京事件の全貌が記された彼の日記が、今歴史の封印を解かれた。吹き荒れる暴力の嵐の中、彼は一体何を見たのか?
決定的な歴史的証言が今までの「南京論争」をひっくり返す!
日本においては、ある人は非難をこめて「大虐殺」といい、ある人は冷静に「事件」と表現し、またある人は戦争によく発生する「軍事衝突」と片づける。中には「南京大虐殺はまぼろし」であるという極論まで飛び出す始末である。それぞれが牽強付会な論陣を張って、互いに譲ることはなかった。だがこの超一級の資料が「論争」の方向に絶大な影響を与えるに違いない……明治学院大学教授横山宏章
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