にいさんねずみと、ねえさんねずみのはなしをきいて、おばあちゃんが自分にチョッキをあんでくれるのか心配になったチロ。丘の上からおばあちゃんのおうちに向かって大きな声でチョッキをリクエストしたら……。――「しましま」あらすじ。 ほか、かわいらしいおとうとねずみチロのおはなし、「すうすう」「くんくん」「ずきずき」「ぶかぶか」全5編が収録されています。
東京都に生まれる。「こりすが五ひき」で講談社児童文学新人賞に佳作入選。その後、<きつねのこ>シリーズ(あかね書房・全5巻)で路傍の石幼少年文学賞、「あしたもよかった」(小峰書店)で小学館文学賞を受賞。「まねやのオイラ旅ねこ道中」(講談社)で野間児童文芸賞を受賞。ほかに「丘の木ものがたり」「一さつのおくりもの」「りんごの花がさいていた」(以上、講談社)など、多数の作品がある。
愛媛県に生まれる。武蔵野美術短期大学卒業。「おかあさんのストール」で“ニッサン童話と絵本のグランプリ”優秀賞を受賞し、以後、絵本やさし絵の仕事をつづけている。さし絵の仕事に「みちくさ一年生」「まよいご一年生」(以上、講談社)、絵本に「くうちゃんのおてつだい」などがある。
おとうとねずみチロとあそぼ
おとうとねずみチロはげんき