応募作6万5千(新記録)の中から選ぶ傑作選。バブルが消えたあとのサラリーマンの義憤、哀しみ、唖然が絶妙に表現されています。
【居候三杯目にはそっと出し】雑俳(ざっぱい)。江戸時代後期の川柳の傑作。ごはんのお代りを「そっと出し」という絶妙な表現が、いまでも多くの日本人に親しまれている。[異説]日本語では「三枚目」「バカの三杯汁」「仏の顔も三度まで」など、「三」という数字は揶揄(やゆ)されて使われることがある。「二」までは許されるが「三」はどちらかといえばやめたほうが賢明だということであろう。
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