心を開いてのぞめば、自然はきっと応えてくれる。 「黒姫の赤鬼」C.W.ニコルが熱き思いをこめて送る愛する日本と日本人への手紙。 私もまた自然の一部分にすぎない。生きとし生けるもののなかで、人間はそれ以上でもそれ以下でもない存在だ。この世には、たしかに善と悪とが存在するけれど、私たちが善に向かって努力を続けるかぎり、みな、もっと幸せになれるし、、さらなる充足感を得られるはずなのだ。――本文より――