常識もモラルも軽くぶっとばす魅力の長編小説 花の銀座の小粋なクラブで、客は夜ごと、ハイテックなロマンを求めて病いのステップを踊り狂う。 日本よ、さようなら。平和よ、さようなら。支離滅裂な光と闇の交錯の向こうに見えてくるグロテスクな世紀末の輪郭! ボディビルダーのママが経営するシックなお店《超電導ナイトクラブ》に集まる客は、ニュー・セラミックスや光ファイバー通信や生物工学の技術者たち。常識も教養もモラリティもない彼らが展開する抱腹絶倒前代未読の超ブラック・コメディ!