夏の流れ

講談社文芸文庫
ナツノナガレ
  • 電子あり
夏の流れ
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内容紹介

平凡な家庭を持つ刑務官の平穏な日常と、死を目前にした死刑囚の非日常を対比させ、死刑執行日に到るまでの担当刑務官と死刑囚の心の動きを、緊迫感のある会話と硬質な文体で簡潔に綴る、芥川賞受賞作「夏の流れ」。稲妻に染まるイヌワシを幻想的に描いた「稲妻の鳥」。ほかに、「その日は船で」「雁風呂」「血と水の匂い」「夜は真夜中」「チャボと湖」など、初期の代表作7篇を収録。
◎「丸山健二の文学性は、ジェームズ・ジョイスに通じる。本作品集に収録されている初期短編を改めて読みながら、私はそう思った。(中略)すぐれた芸術家は生涯を通して変貌を続けるが、若き日の作品群は作品を受容する側にとっての定点を提供する。ピカソのキュビズムは、初期の見事な絵画によって担保される。このような文脈において、本文庫に収められた初期の短編の数々は、弱冠23歳で芥川賞を受賞し、長年文壇と一線を画して孤高の道を歩んできた丸山健二の文学の全体像を理解する上で、重要な意味を持つのではないか。」<茂木健一郎「解説」より>

製品情報

製品名 夏の流れ
著者名 著:丸山 健二 解説:茂木 健一郎
発売日 2005年02月11日
価格 定価:1,485円(本体1,350円)
ISBN 978-4-06-198396-0
判型 A6
ページ数 304ページ
シリーズ 講談社文芸文庫
初出 本書は『丸山健二自選中篇集』(’91年6月文芸春秋)、『丸山健二全短篇集成』第一~三巻(’94年7~9月文芸春秋)を底本とした。

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