「生きていればこんなめにもあう」。理不尽なことも呑み込まなければ「普通の人間」は生きていかれない。22歳で召集、フィリピン、ビルマ、カンボジアなどを転戦、ラオスの俘虜収容所に転属され敗戦となり戦犯容疑で拘留。著者の冷徹な眼が見た人間のありようは、苛烈な体験を核に、清澄なユーモアと哀感で描かれた。芥川賞受賞の表題作ほか「白い田圃」「蟻の自由」「七ヶ宿村」など代表作9篇。
耳に棲むもの
小川 洋子
戦艦大和ノ最期
吉田 満,鶴見 俊輔
タブー・トラック
羽田 圭介
我が手の太陽
石田 夏穂
終戦のローレライ(2)
福井 晴敏
私のことだま漂流記
山田 詠美
海賊とよばれた男(下)
百田 尚樹
無形
井戸川 射子
ミッドウェイ
森村 誠一
遠ざかる祖国(上)
逢坂 剛
講談社 学習まんが 日本の歴史(18) アジア・太平洋戦争
三枝 義浩,舟橋 正真,講談社
昨日の蒼空、明日の銀翼
管野 ユウキ,R m