「ああ、寒いほど独りぼっちだ!」。内心の深い想いを岩屋に潜む小動物に托した短篇「山椒魚」。新興芸術派叢書の1冊として、昭和5年4月に刊行された『夜ふけと梅の花』収録15篇に、同人誌『世紀』掲載の「山椒魚」の原型でもあった著者の処女作「幽閉」を併録。さまざまな文学的潮流が拮抗した昭和初年代の雰囲気を鮮やかに刻印し、著者の文学的出発をも告げた画期的作品群。
流砂
藤田 宜永
新装版 おんなみち(下)
平岩 弓枝
永遠。
村山 由佳
ものは言いよう
老いること暮らすこと
勇のこと 坂本龍馬、西郷隆盛が示した変革期の生き方
津本 陽
雪のなか
立原 正秋
本能寺の変
ゴッホ殺人事件(上)
高橋 克彦
新装版 柴錬捕物帖 岡っ引どぶ(続)
柴田 錬三郎
澪つくし 深川澪通り木戸番小屋
北原 亞以子
新装版 顔十郎罷り通る(下)