内容紹介
狂歌師・宿屋飯盛はその族籍を四民の外の「遊民」に区分けられたという。名称に潜む軽侮、対する反骨。文学の毒を練り風雅の妙を極めた「遊民」たる江戸文人たちの人、生活、作品を論じ、江戸文学の根幹に迫って精髄を伝える石川淳の真骨頂8篇。「山東京伝」「横井也有」「其角」「長嘯子雑記」ほか。読売文学賞受賞。
製品情報
製品名 | 江戸文学掌記 |
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著者名 | 著:石川 淳 |
発売日 | 1990年12月03日 |
価格 | 定価 : 本体1,200円(税別) |
ISBN | 978-4-06-196106-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 258ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |