優美かつ艶やかな文体と、爽やかで強靱きわまる精神。昭和30年代初頭の日本現代文学に鮮烈な光芒を放つ真の意味での現代文学の巨匠・石川淳の中期代表作――華麗な“精神の運動”と想像力の飛翔。芸術選奨受賞作「紫苑物語」及び「八幡縁起」「修羅」を収録。
ひねくれ一茶
田辺 聖子
ランドマーク
吉田 修一
随筆集 春の夜航
三浦 哲郎,山高 登,菊地 信義
安吾のいる風景・敗荷落日
石川 淳
赤の他人の瓜二つ
磯崎 憲一郎
私的生活
眷族
玄月
妖しい風景
髙樹 のぶ子
自分の羽根
庄野 潤三,高橋 英夫
背く子
大道 珠貴
源氏たまゆら
田辺 聖子,岡田 嘉夫
流域へ 上
李 恢成