優美かつ艶やかな文体と、爽やかで強靱きわまる精神。昭和30年代初頭の日本現代文学に鮮烈な光芒を放つ真の意味での現代文学の巨匠・石川淳の中期代表作――華麗な“精神の運動”と想像力の飛翔。芸術選奨受賞作「紫苑物語」及び「八幡縁起」「修羅」を収録。
ひねくれ一茶
田辺 聖子
焼跡のイエス・善財
石川 淳,立石 伯
影・裸婦変相・喜寿童女
慈悲をめぐる心象スケッチ
玄侑 宗久
裂
花村 萬月
流域へ 下
李 恢成
ボルドーの義兄
多和田 葉子
草臥し日記 萬月夜話其の三
拳銃と十五の短篇
三浦 哲郎,川西 政明
ドン・キホーテの「論争」
笙野 頼子
星と月は天の穴
吉行 淳之介,川村 二郎
犬婿入り