七魔が山に住む魔女のバジルは、「努力」する力と、「根気」をひとにおくることができる魔女になりました。ただし、「幸運」「勇気」などとちがって地味なので、ひとからあまり人気がないことがちょっと悩みです。
そんなバジルのもとに、不思議なお告げが届きました。
「なんじ 百年に一度の 満月の夜 地上の白い星を つむべし」
地上の白い星って、なんのことでしょう?
さらに、クリスタル国の王女から、「若者たちにバジルさまの力をおくってほしい」と、成人式に招かれます。喜んでたずねていったバジルは、クリスタル国の国宝である二つの水晶がぬすまれた歴史を知り……。
さまざまな謎がつながっていく物語、「魔女バジル」第4巻です。
※2年生以上の漢字にルビがついています
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