ゆうすげ村のゆうすげ旅館の12か月。つぼみさんはゆうすげ村の小さな旅館を1人できりもりしています。そこに、ウサギやヤマネコやクマたちがあらわれて……。動物たちがおりなす楽しいファンタジーのはじまりです。 やさしさとかわいらしさあふれる幼年童話で、学校や図書館で大人気の茂市久美子が描く心温まるファンタジー。東京書籍小3国語教科書にも掲載され、子どもたちにも長く愛されつづけてきた人気作です。
岩手県生まれ。『おちばおちばとんでいけ』(国土社)で、ひろすけ童話賞受賞。おもな作品に、「つるばら村」シリーズ(全10巻)、『ゆうすげ村の小さな旅館』(東京書籍小3国語教科書にも掲載)、「魔女バジル」シリーズ(全5巻)、「おひさま」シリーズ、『おいなり山のひみつ』『今日よりは 明日はきっと 良くなると』(以上、講談社)などがある。
千葉県に生まれ。武蔵野美術短期大学グラフィックデザイン科卒業。雑誌「母の友」(福音館書店)で初めて童話の挿絵の仕事をする。現在、俳句に興味を持ち、おまな挿絵作品に『ねこじゃらしの野原』『ゆうすげ村の小さな旅館』(講談社)『くんくまくんときゅんまちゃん』(あすなろ書房)『七草小屋のふしぎなわすれもの』(国土社)『クリーニングのももやまです』(理論社)などがある。
ゆうすげ村の紙すき屋さん