「おじちゃん、ピアノの調律師って、なあに?」
「ま、ピアノのお医者さんってところかな。」
「ピアノって、病気をするの?」
「そう。音が正確にでなくなる病気だよ。そうならないように、おじさんはピアノのある場所までいって、しらべて、音をなおすんだよ。」
「ふうん、たいへんだねえ。」
「いや、それが、なかなかおもしろい。」
ねこやきつねや野ねずみも、おじさんにピアノの調律をたのみに、やってきます。ふしぎな世界にさそってくれる、5つのファンタジー。
日本図書館協会選定図書/全国学校図書館協議会選定図書
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