釣部渓三郎(つるべけいざぶろう)は八丈島行の船のキャビンで魅惑的な女性と出会った時から、相次いで起きる殺人事件に巻き込まれる。奥多摩の釣り人の死、1週間で白骨化した疑惑の死体、国立市の密室殺人等々。釣部が京都で一夜を共にした美女が、容疑者にされたが、釣部は彼女を信じて蟹沢警部補と対決する。真犯人は誰か?