内容紹介
東京四谷の雑居ビルの放火事件で若い警備員が焼死する。不審な死に警察の捜査が始まった。若者の日常生活に僅かに存在した女の影……。女の行方を追ううちに次は赤坂で放火が。そして現場に“東京”と謎の文字!索漠たる都市の内奥と現代人の心を見据えて鬼才が描く、印象深い推理長編。
目次
- 第一章 消えた女
- 第二章 ただ一つの手がかり
- 第三章 凍る風土
- 第四章 袋小路
- 第五章 幻の都市
- 第六章 第二の殺人
- 第七章 聞きこみ
- 第八章 地の水
- 第九章 失なわれた環
- 参考文献
製品情報
製品名 | 火刑都市 |
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著者名 | 著:島田 荘司 |
発売日 | 1989年07月07日 |
価格 | 定価 : 本体648円(税別) |
ISBN | 978-4-06-184479-7 |
判型 | A6 |
ページ数 | 404ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |