伊達政宗が150年前に抱いた、奥州独立の理想と野望。その実現に、伊達を盟主として南部・津軽・上杉・佐竹・二本松の6藩が起った。時は寛政4年、北海道根室にロシアの軍船・エカテリーナ号が寄港した。伊達藩は密かに使者を送り、貿易による経済力の強化、ライフル銃の大量輸入、六藩同盟の確立を急いだ。 伊達政宗が抱いた理想と野望を追う歴史巨編政宗が百五十年前に抱いた奥州独立の野望。その実現に伊達を盟主として南部・津軽・上杉・佐竹・二本松が同盟を組んで起った。そこに大きな後ろ楯が控えていた。