軍部の跳梁に抗した近衛ブレーン集団の全貌ーー昭和研究会は、近衛公の親友・後藤隆之助が、多くの知識人を集めて創設した、国策研究機関である。昭和10年代、日中戦争から太平洋戦争へと駆りたててゆく軍部ファシズムに抗し、日本が直面した懸案の解決にむけて、知識人集団が交わした熱い討論・研究の内容を明かす。創設時から参画した著者が描く、昭和史の貴重な証言。
東京裁判への道
粟屋 憲太郎
室町社会の騒擾と秩序 [増補版]
清水 克行
日本法制史講義 公法篇
中田 薫,北 康宏
明徳の乱 将軍・足利義満と山名一族の最終戦争
濱田 浩一郎
日本精神史(上)
長谷川 宏
「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき
保阪 正康
徳川家康合戦録 戦下手か戦巧者か
渡邊 大門
航西日記 パリ万国博見聞録 現代語訳
渋沢 栄一,杉浦 譲,大江 志乃夫,木村 昌人
国民主権と天皇制
尾高 朝雄
出雲神話
松前 健,三浦 佑之
関ヶ原合戦を復元する
水野 伍貴
火附盗賊改の研究(史料編)
服藤 弘司
昭和100年
昭和の青春
論点別 昭和史
僕の昭和史
証言その時々
昭和維新試論
万博と戦後日本
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昭和のドラマトゥルギー 戦後期昭和の時代精神
戦前昭和の国家構想
昭和の思想