「私の手は、私がやってきたことのすべてを知っており、また語ってもくれる。私が話すことは、私の手が語ることなのだ」。完全燃焼をめざして生き抜いてきた技術者であり戦後を代表する経営者が、人間としての哲学や若き日の秘話を縦横に綴った待望の書。本田宗一郎のすべてが躍動し、面白さも抜群。