反社会性と共に、すさまじい毒をもつのが本来のブラック・ユーモア。笑えたとしても、その笑いの裏にはゾッとする恐怖や苦々しい思い、あるいは狂気が潜んでいる。そんなジョークを、スマートに紹介してみた648編。ジョークなしでは生きられぬ現代人間に、この書は毒となるか薬となるか?