京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城を彷彿させる館・蒼鴉城(そうあじょう)を「私」が訪れた時、惨劇の幕はすでに切って落とされていた。首なしの死体、密室、蘇る死者、見立て殺人、2人の名探偵の火花散る対決そして……。島田荘司、綾辻行人、法月綸太郎三氏の賛辞を付して刊行された著者21歳のデビュー作、ノベルス化なる!
メルカトル悪人狩り
夏と冬の奏鳴曲
メルカトルかく語りき
痾