内容紹介
人々の生活の基本にあり、日常を区切り律する「時」。その成り立ちや仕組みはあまり知られていない。幾多の不備があっても習慣として使い続けられる暦がある一方、高い精度が求められ原子単位となっていく「時」もある。一体「時」はどのように決められているのか。先人たちが苦労を重ね定めてきた歴史とともに、現代的な観点も含めて、「時」の専門家が壮大なテーマを易しく解説する。(講談社学術文庫)
時はどのように定められ、使われてきたか。人は時を測り、定め、保ち、利用してきた。日々の生活に密着した「時」は、どのような歴史を経て決められたのか。その道程や概念を時の専門家が易しく解説する。
目次
- 第1章 時を記録する
- 第2章 地球は回る
- 第3章 時を測る
- 第4章 不変の時を求める(暦表時)
- 第5章 時を使う
- 第6章 秒を決める
- 第7章 時を保つ
- 第8章 時を知らせる
- 第9章 時を利用する
- 第10章 時を考える
製品情報
製品名 | 時とはなにか 暦の起源から相対論的“時”まで |
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著者名 | 著:虎尾 正久 |
発売日 | 2008年08月09日 |
価格 | 定価 : 本体840円(税別) |
ISBN | 978-4-06-159889-8 |
通巻番号 | 1889 |
判型 | A6 |
ページ数 | 240ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 1969年小社刊のブルーバックス「時とはなにか」を底本とした。 |