内容紹介
「民藝」とは、民衆が日常に使う工藝品である。民家、民具、民画を総称して「民藝」と呼ぶ。「民藝品たること」と「美しく作りたること」には、固い結縁があり、質素こそが慕わしい徳である。このように清貧の美を説いた筆者の理念とは? 昭和の初頭に創始され、現在にまで受けつがれる「民藝運動」の精髄を知るための格好の入門書。(講談社学術文庫)
民家、民具、民画、民器……
日常生活の中にある「下手(げて)の美」の発見
「民藝」とは、民衆が日常に使う工藝品である。民家、民具、民画を総称して「民藝」と呼ぶ。「民藝品たること」と「美しく作りたること」には、固い結縁があり、質素こそが慕わしい徳である。このように清貧の美を説いた筆者の理念とは?昭和の初頭に創始され、現在にまで受けつがれる「民藝運動」の精髄を知るための格好の入門書。
目次
- 民藝とは何か
- 第1篇 なぜ民藝に心を惹かれているか
- 1.民藝とはいかなる意味か
- 2.何故特に民藝が論ぜられねばならぬか
- 3.誰が民藝の美を最初に認めたか
- 4.私達は民藝の美に盲目であっていいか
- 5.何故私達に民藝の美が認識されるに至ったか
- 第2篇 民藝から何を私が学び得たか
- 1.民藝の美はいかなる世界を示しているか
- 2.誰の手から民藝の美が生れたか
- 3.民藝の美は何故健全なるか
- 4.安い民藝が何故美しくなるか
- 5.正しい民藝はいかなる社会から起ったか
- 美の国と民藝
- 日本民藝館について
- 民藝の性質
- 挿絵小註
- Nature of Folk-crafts(英文)
製品情報
製品名 | 民藝とは何か |
---|---|
著者名 | 著:柳 宗悦 |
発売日 | 2006年09月08日 |
価格 | 定価:946円(本体860円) |
ISBN | 978-4-06-159779-2 |
通巻番号 | 1779 |
判型 | A6 |
ページ数 | 200ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
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