内容紹介
+ もっとみる
目次
- 【第1部 明治・大正・昭和の思潮】
- ●第1章 近代日本の時間体験
- ・1 福沢諭吉の文明社会観
- ・2 民友社の史論と幸徳秋水の思想
- ・3 自然主義文学の停滞する時間と「瞬間」の充足 ほか
- ●第2章 「企業者」観念の発見と日本の伝統
- ・1 「企業者」と「英雄」
- ・2 「勇気」と「不確実性」
- ・3 「活物」と「気の拡充」 ほか
- ●第3章 「英雄」の時代とその終焉
- ・1 「英雄」観念と明治精神
- ・2 「英雄」と「平民」
- ・3 「英雄」観念の凋落
- ●第4章 「思想」への不信から「言葉」への信頼
- ・1 「思想」不信の風土
- ・2 言語論・記号論ブームのなかで
- ・3 「事物」と「思想」のあいだ
- 【第2部 歴史の中の思想家】
- ●第1章 福地桜痴と明治維新
- ・1 旧幕臣の処世と思想
- ・2 洋学と「有用の人」
- ・3 幕府衰亡をめぐって ほか
- ●第2章 徳富蘇峰とジャーナリズム
- ・1 言語人蘇峰の資質と影響力
- ・2 「回心」と思考方法の変化
- ・3 歴史の文体 ほか
- ●第3章 中江兆民とフランス革命
- ・1 自由民権運動とフランス革命
- ・2 政治と道徳
- ・3 民主と専制
製品情報
製品名 | 近代日本精神史論 |
---|---|
著者名 | 著:坂本 多加雄 |
発売日 | 1996年09月10日 |
価格 | 定価:1,025円(本体932円) |
ISBN | 978-4-06-159246-9 |
通巻番号 | 1246 |
判型 | A6 |
ページ数 | 340ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 収録作品参照 |