内容紹介
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目次
- ●第1章 「日本ファシズム」論の再考察――丸山理論への一批判――
- ・1 ファシズムの概念
- ・2 「軍国支配者の精神形態」再考
- ・3 「日本ファシズム」のイデオロギー的特質 ほか
- ●第2章 戦間期日本における平準化プロセス――思想集団の社会史――
- ・1 「平準化」の物質的・制度的基盤
- ・2 平準化思想の原型
- ・3 思想集団の社会史
- ●第3章 昭和の軍事エリート――陸軍官僚制の内部過程――
- ・1 「長州の陸軍」から二・二六事件まで
- ・2 二・二六事件から対米開戦へ
- ●第4章 昭和陸軍の原型(プロトタイプ)――バーデン・バーデンから一夕会まで――
- ・1 バーデン・バーデンの盟約
- ・2 二葉会――「同志の結集」
- ・3 木曜会――若手幕僚との結合 ほか
- ●第5章 日本型クーデターの構想と瓦解――二・二六事件研究1――
- ・1 青年将校運動の2類型
- ・2 「ソビエット革命武装暴動指導要領」
- ・3 天皇観・権力観とクーデター戦術 ほか
- ●第6章 日本型クーデターの政治力学――二・二六事件研究2――
- ・1 クーデターのインパクト
- ・2 クーデター計画の構成
- ・3 クーデター成否の分岐点 ほか
- ●第7章 昭和軍事史の断面
- ・1 二・二六事件後の陸軍官僚制
- ・2 政党政治と陸軍――昭和14年秋
- ●付章 昭和超国家主義の断面
- ・1 昭和超国家主義運動の天皇観
- ・2 北一輝研究の諸問題――『北一輝著作集』全3巻をめぐって
製品情報
製品名 | 昭和期日本の構造 |
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著者名 | 著:筒井 清忠 |
発売日 | 1996年06月10日 |
価格 | 定価:1,068円(本体971円) |
ISBN | 978-4-06-159233-9 |
通巻番号 | 1233 |
判型 | A6 |
ページ数 | 396ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 昭和59年8月、有斐閣より刊行 |