内容紹介
+ もっとみる
目次
- 第1章 転換期の歴史把握のために
- 1 歴史における時代分けの問題
- 2 古代より中世へ
- 3 中世より近世へ ほか
- 第2章 マックス・ウェーバーの都市研究
- 1 中世経済史に関する諸業績
- 2 ウェーバーの都市研究
- 3 中世都市研究におけるウェーバーの地位
- 第3章 商人ギルド起源考
- 1 ギルド研究の新動向
- 2 いわゆる「古ギルド」の本質
- 3 商人ギルド発生の様相 ほか
- 第4章 西欧市民意識の源流
- 1 問題の所在
- 2 都市成立の背景
- 3 中世都市の社会経済史的特色 ほか
- 第5章 中世紀の社会と文化
- 1 「中世」の意義について
- 2 成立期のヨーロッパ社会
- 3 中世中期の体制 ほか
- 第6章 ドイツ中世都市の起源について
- 1 問題の所在
- 2 学界近時の動向
- 3 新しい起源論の構造 ほか
- 第7章 イタリア中世都市の成立について
- 1 問題の所在とその扱い方
- 2 市民階級の勃興
- 3 市参事会制度の起源 ほか