内容紹介
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目次
- ●第1部 人格の対象関係論
- 第1章 人格における分裂的要因
- 1 部分対象(身体器官)に向かうオリエンテーションを生み出してしまう傾向
- 2 リビドー的態度のうちに見られる、与えることに対する受けとることの優位
- 3 リビドー的態度のうちに見られる体内化的要素 ほか
- 第2章 精神病と精神神経症の修正された精神病理学
- 1 リドビー理論そのもののうちに潜む限界
- 2 対象への依存の性質に基づいた発達的対象関係論
- 3 乳児的依存から大人らしい依存への移行的段階──その技術と精神病理学 ほか
- 第3章 抑圧と、悪い対象の回帰(とくに戦争神経症に言及して)
- 1 対象関係の重要性
- 2 抑圧されるものの本質
- 3 抑圧される対象 ほか
- 第4章 対象関係から見た内的精神構造
- 1 対象の内在化に対する原理的説明としての対象関係の心理学
- 2 衝動心理学とその限界
- 3 構造心理学と構造の抑圧 ほか
- 第5章 対象関係と力動的構造
- 第6章 人格の対象関係論にいたる発展的な歩み
- 第7章 人格構造に関する著者自身の見解の発展の概要(抜粋)
- ●第2部 臨床的論文集
- 第1章 ある女性患者のいだいた宗教的幻想に関する覚え書き
- 第2章 一人の生殖器に異常のある患者の分析に見られたいくつかの特徴
- 第3章 分析治療中の患者たちに及ぼした国王陛下の崩御の影響
- 第4章 戦争神経症──その本質と意義
- 1 外傷的要因
- 2 乳児的依存の要因
- 3 分離不安 ほか
製品情報
製品名 | 人格の精神分析学 |
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著者名 | 著:ロナルド・フェアベ-ン 訳:山口 泰司 |
発売日 | 1995年04月04日 |
価格 | 定価:1,485円(本体1,350円) |
ISBN | 978-4-06-159173-8 |
通巻番号 | 1173 |
判型 | A6 |
ページ数 | 452ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |
初出 | 1992年8月文化書房博文社から刊行 |