内容紹介
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目次
- ●第1巻
- ・第1章 感覚と記憶、経験と技術ならびに学問。智慧(哲学)――窮極原因および原理の学
- ・第2章 智慧(哲学)の一般的規定。最高の学――その本質と目標
- ・第3章 原因の四意義。初期哲学者がただ質料因のみを考えたこと。それに次ぐ動力因の認識。アナクサゴラスにおける目的因の使用 ほか
- ●第2巻
- ・第1章 哲学研究の一般的考察。理論学の目的――真理
- ・第2章 原因の系列も種類も無限ならざること
- ・第3章 方法的省察。異なる研究には異なる方法のあるべきこと
- ●第3巻
- ・第1章 哲学の主要問題の概観
- ・第2章 諸問題の叙述
- ・第3章 物事の原理はその類なりや、あるいはその構成要素なりや ほか
- ●第4巻
- ・第1章 存在者としてある限りにおける存在者およびその窮極原因について研究する学のあるべきこと
- ・第2章 存在者なる語の諸意義。本源的存在者としての実体。一と存在者。その対立的諸概念および実体の諸属性等も哲学によって考察さるべきこと
- ・第3章 哲学が公理についても考察すべきこと。矛盾律について ほか
- ●第5巻
- ・第1章 始源あるいは原理(arche)
- ・第2章 原因(aition)
- ・第3章 元素あるいは要素(stoicheion) ほか
- ●第6巻
- ・第1章 求むる学と他の諸学との関係。学問の分類。神学あるいは第1哲学について。――存在者としてある限りにおける存在者の学
- ・第2章 存在者の諸意味。偶然的存在者についてはいかなる学もあらざること。偶然的なるものについて
- ・第3章 偶然的なるものの性質と起源 ほか
- ●第7巻
- ・第1章 本来の意味における存在者は実体であること。存在者の研究は実体の研究に他ならぬこと
- ・第2章 何をもって実体なりとするかに関する諸見解
- ・第3章 実体として一般に考えられる4つのもの――本質、普遍者、類、基体。基体は質料、形相、具体的個体として考えられること。可分離性と個別性とが実体の最大の要件たること。従って質料は実体ではなく、形相および具体的個体が実体として考えられること。形相の意味における実体をまず感性的なる事物について考察すべ