内容紹介
+ もっとみる
目次
- ●1
- ・序章 哲学の逼塞情況と認識論の課題
- 第1節 近代的世界観の破綻と「主観――客観」図式
- 第2節 既往の認識論の隘路と遺棄された案件
- 第3節 認識論新生の当面する課題と視座
- ・第1章 現象的世界の四肢的存在構造
- 第1節 現象(フェノメノン)の対象的二要因
- 第2節 現象(フェノメノン)の主体的二重性
- 第3節 現象的世界の四肢的構造聯関
- ・第2章 言語的世界の事象的存立構造
- 第1節 情報的世界の四肢構造
- 第2節 言語的意味の存在性格
- 第3節 言語的交通の存立構造
- ・第3章 歴史的世界の協働的存立構造
- 第1節 歴史的形象の二肢性とその物象化
- 第2節 歴史的主体の二肢性とその物象化
- 第3節 歴史的世界の間主体性と四肢構造
- ●2
- ・1 共同主観性の存在論的基礎
- 第1節 身体的自我の他在性の次元
- 第2節 役柄的主体と対他性の次元
- 第3節 先験的主観と共存性の次元
- ・2 判断の認識論的基礎構造
- 第1節 判断論の心理学的諸相
- 第2節 判断論の意味論的諸相
- 第3節 判断論の構造論的位相
- ・3 デュルケーム倫理学説の批判的継承
製品情報
製品名 | 世界の共同主観的存在構造 |
---|---|
著者名 | 著:廣松 渉 |
発売日 | 1991年11月05日 |
価格 | 定価:1,375円(本体1,250円) |
ISBN | 978-4-06-158998-8 |
通巻番号 | 998 |
判型 | A6 |
ページ数 | 426ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |