内容紹介
+ もっとみる
目次
- ●国際文化としての日本美術 序説として
- ・敗戦後の日本
- ・明治初年と現在
- ・外国研究のやり直しと批判的摂取
- ・米国文化と日本
- ・外国研究に於ける要点の理解と困難
- ・笑えぬ誤解
- ・日本文化の海外進出について
- ・文化の意義
- ・いわゆる文化外交
- ・日本の国際文化事業に対する疑惑
- ・日本の文化力とその世界文化に対する貢献
- ・戦後初めての奈良京都への旅――サムソン卿とジョンソン大使
- ・西芳寺の庭を前にして結ばれたる東西の心
- ・個人外交ということ
- ●世界に於ける日本美術の位置
- [序説]
- ・世界に於ける日本美術の認識
- ・美術の世界性
- ・日本美術に対する世界的批判の必要
- ・日本美術の不評判
- ・日本の対外宣伝と美術
- [日本彫刻論]
- ・日本彫刻に於ける立体性の欠陥
- ・鎌倉彫刻と写実の限界
- ・宗教芸術の象徴性と静相の彫刻
- ・推古天平弘仁の大彫刻
- ・藤原彫刻の感傷性
- ・日本木彫論
- [日本絵画論]
- ・水絵具と油絵具
- ・日本絵画とイタリアの壁画
- ・日本絵画の装飾性――大和絵――光琳派とその源流
- ・日本絵画の多彩――日本水墨画――日本絵画に於ける雪の描出
- ・日本絵画の印象主義――浮世絵
- ・日本肖像画論
- ・日本仏画の感傷的傾向――来迎芸術
- ・絵巻物論
- ・禅宗絵画と文人画
製品情報
製品名 | 世界に於ける日本美術の位置 |
---|---|
著者名 | 著:矢代 幸雄 |
発売日 | 1988年12月05日 |
価格 | 定価:880円(本体800円) |
ISBN | 978-4-06-158857-8 |
通巻番号 | 857 |
判型 | A6 |
ページ数 | 210ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |