内容紹介
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目次
- 1 仏教信仰の原点
- 1.奈良時代の遊離魂信仰
- 2.平安時代の怨霊信仰と鎮魂儀礼
- 3.鎌倉時代の成仏・往生思想
- 2 密教儀礼と空海
- 1.真言院の建立と「物の怪」の時代
- 2.大嘗祭と密教儀礼
- 3.玉体加持の儀礼――内部霊の強化と外部霊の排除
- 4.道鏡から空海へ――看病僧の流れ
- 3 都市と心霊信仰
- 1.神秘的なものへの関心の高まり
- 2.現代物理学者の宇宙感覚
- 3.人間の原初的な霊性体験
- 4.都市の中の死角と新宗教
- 4 東北元始のこころ
- 1.中央経由で受容された文化
- 2.坂上田村麻呂と慈覚大師
- 3.東北独自の宗教的現象
- 4.東北における「山」
- 5 死との交わり――3つの型
- 1.再生への確信――インドの場合
- 2.インド人の祖先崇拝
- 3.インド人の人生観
- 4.自然や現代との断絶――アメリカ人の場合
- 5.霊山に集まる死者の魂――日本人の場合
- 6.高野山と納骨信仰
- 6 親鸞と道元
- 1.体で示す文化の型
- 2.容貌に見る人間の大きさ
- 3.比叡山における修行体験
- 4.師にたいする態度
- 5.弟子にたいする態度
- 6.人間と思想の比較
- 7.『正法眼蔵随聞記』と『歎異抄』
- 8.和歌と和讚
製品情報
製品名 | 仏教信仰の原点 |
---|---|
著者名 | 著:山折 哲雄 |
発売日 | 1986年10月06日 |
価格 | 定価:968円(本体880円) |
ISBN | 978-4-06-158760-1 |
通巻番号 | 760 |
判型 | A6 |
ページ数 | 254ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |