内容紹介
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目次
- 19 明けぬれば、鳥のつらき
- 20 二、三日ばかりありて
- 21 またの日、おはしたりけるを
- 22 宮は一夜の事をなま心憂くおぼされて
- 23 さて後も待遠になむ
- 24 女は、まだ端に月ながめて
- 25 小舎人童(ことねりわらは)来たり
- 26 かくいふほどに、七月になりぬ
- 27 晦日(つごもり)がたに
- 28 かくて二日ばかりありて
- 29 その後日ごろになりぬるに
- 30 かかるほどに八月にもなりぬれば
- 31 あはれに思ひかけぬ所に来たれば
- 32 近くてだにおぼつかなくなし給ふに
- 33 晦日がたに、風いたく吹きて
- 34 九月十よ日ばかりの
- 35 女はやがて
- 36 風の音、木の葉の残りあるまじげに
- 37 宮わたりにやきこえまし
- 38 かくて晦日がたにぞ御文(おんふみ)ある
- 39 かく言ふほどに十月にもなりぬ
- 40 一夜の空のけしきの
- 41 格子(かうし)も上げながら
- 42 その夜の月もいみじう明かう
- 43 見れば、「よべの月は……」
- 44 見給うて、「今朝したり顔に……」
- 45 かくて2 3日音もせさせ給はず
- 46 2日ばかりありて、女車のさまにて
- 47 前近き透垣(すいがい)のもとに
- 48 またの日、「昨日の御気色(みけしき)の……」
- 49 霜のいとおもしろきつとめて
- 50 「このごろの山のもみぢは……」
- 51 おはしましたるに、こなたのふたがれば
- 52 何しかは、かうねんごろにかたじけなき
製品情報
製品名 | 和泉式部日記(中)全訳注 |
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著者名 | その他:小松 登美 |
発売日 | 1985年07月05日 |
価格 | 定価:1,056円(本体960円) |
ISBN | 978-4-06-158474-7 |
通巻番号 | 474 |
判型 | A6 |
ページ数 | 272ページ |
シリーズ | 講談社学術文庫 |