非平衡系の科学(1) 反応・拡散・対流の現象論
ヒヘイコウケイノカガク1ハンノウ・カクサン・タイリュウノゲンショウロン
内容紹介
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目次
- 1 プロローグ
- 2 非平衡熱力学・巨視的理論
- 1.歴史的概観
- 2.平衡熱力学
- 1.熱力学関係式
- 2.相平衡条件
- 3.ギブス・デュエムの関係式
- 4.クラウジウス・クラペイロンの式
- 5.ギブスの相律
- 6.密度量への変換
- 3.流体力学
- 1.連続の式
- 2.ナヴィエ・ストークス方程式
- 3.等方的流体の粘性応力
- 4.渦なしの流れ
- 5.非圧縮性流体
- 6.ラグランジュ微分とオーイラー微分
- 4.非平衡熱力学
- 1.熱力学的力と速度変化
- 2.局所平衡仮定
- 3.保存量と不可逆過程
- 5.線形熱力学
- 6.エントロピー生成に関する原理
- 1.グランスドルフ・プリゴジンの発展規準
- 2.化学反応の例
- 3.エントロピー生成最小の原理
- 4.伝導体の非線形抵抗
- 7.拡張された熱力学
- 3 ゆらぎと確率過程
- 1.平衡系のゆらぎ
- 2.確率過程
- 1.マスター方程式
- 2.クラマース・モヤル展開
- 3.確率微分方程式
- 4.非線形抵抗への一般化
- 5.マスター方程式のサイズ展開
- 6.多変数への拡張
- 7.経路積分表示
- 3.熱力学ゆらぎ現象論
- 4.非平衡ゆらぎとオンサーガーの相反定理
- 5.連続体
- 6.ボルツマン方程式
- 4 相転移の動力学
- 1.相転移とは何か
- 2.ランダウの現象論
- 3.非一様な系の動力学
- 5 非線形動力学(常微分系)―化学反応を中心に―
- 1.化学反応は典型的な非線形の動力学系
- 2.酵素反応にみられる非線形特性
- 3.化学反応のシステム動力学
- 1.自己触媒反応
- 2.activator、inhibitor系における振動解・多重