マザー・テレサは、1910年マケドニアに生まれた修道女です。たったひとりでインドのコルカタのスラム街に入り、死ととなりあわせに生きる、もっともまずしい人びとをすくう活動を始めました。病人を看病し、孤児を育て、苦しむすべての人を愛し、生きる希望をあたえたのです。マザー・テレサのつくった「神の愛の宣教者会」は世界中で奉仕活動し、1979年ノーベル平和賞を受賞しました。 *巻末に人物伝つき *小学上級から *すべての漢字にふりがなつき
●児童文学作家。1938年静岡県生まれ。日本児童文学者協会、日本民話の会、静岡子どもの本を読む会会員。ノンフィクションと創作で活躍する。著書に『世界をみつめる目になって よかったね、モハマドくん』『トンボの国をまもる 桶ケ谷沼の人びと』『たんぽぽおばさんの旅』『海太の夏 ウミガメ通信』『がんばれぼくのクレーン車』など。
●イラストレーター。三重県生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン学科卒業。書籍のカバー、挿絵、雑誌のイラストを手がけている。おもな作品に、『夏の祈りは』(須賀しのぶ)、『サトコのパン屋、異世界へ行く』(塚本悠真)『明治・妖モダン』(畠中恵)などがある。
マザー・テレサ あふれる愛
マザー=テレサ(児童)