野口英世は世界的な細菌学者です。1876年、福島県のまずしい農家に生まれました。幼いころのやけどで左手が不自由になり 、同級生にからかわれてばかり。 しかし、お母さんのはげましや周囲の大人たちの支援で医学を志します。 そして細菌学の研究者として、日本人ではじめてアメリカ・ロックフェラー研究所の正規メンバーとなり、 黄熱病の病原体を解明するため に、南米やアフリカに命がけの調査に乗り出します。
野口英世は世界的な細菌学者です。1876年、福島県のまずしい農家に生まれました。小さなころのやけどが原因で左 手が不自由になり 、同級生にからかわれてばかりでした。 学校をやめて家計のために働こうかと思っていたところ 、お母さんのはげましで、 勉強でその人生を変えることを決意するのです。
英世は医学を志しました。彼を支えてくれた周囲の大人たち、先生たち、そして もちまえの努力で、さまざまな方法で勉強し、チャンスを逃さず、やがてはアメリカの大学で助手を務めるまでになります。
そして細菌学の研究者として、日本人ではじめてアメリカ・ロックフェラー研究所の正規メンバーとなり、世界最先端の研究を行いました。 そして、多くの命をうばっていた黄熱病の病原体を解明するため 病気がまんえんする南米やアフリカに命がけの調査に乗り出していったのです。
*巻末に人物伝つき
*小学上級から
*すべての漢字にふりがなつき
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