それでも独立したい人へ
「自分に合った仕事」へのAtoZ
自分の「身の丈」に合ったリスクを取る
取れるリスクのレベルは人それぞれです。人にはそれぞれ「リスク許容度」というものがあります。体力の衰えている人に強い薬を打ってはいけないように、リスクを取る懐が浅い人は大きなリスクを背負ってはいけません。最初はローリスク・ローリターンから始めればよいのです。(中略)最近は、「中小企業挑戦支援法」とかなんとかいって、資本金1円でも会社が作れてしまい、銀行も中小企業育成とかなんとかいってお金を貸してくれますが、借金をすると、事業を畳むことができなくなりますから、実力からいって許されるリスク許容度以上の負債を背負い込んでしまうことになります。日本の起業家が、アメリカと比較してどうも軽やかでなく、悲壮感が漂うのは、実力以上にお金を借りることができてしまう日本の金融風土によるところ大でしょう。――<本書より>
起業なんてうまくいくわけないと思っているあなたに
●自分にとって「嫌なこと」は何なのかを見つめる
●いいこと貯金をする
●会計の勉強をしておく
●スローなモードに染まらない
●(起業直後は)理不尽を許容する
●(最初は)法人化にこだわらない
●「人・モノ・金」ではない
●頭の中身を現金主義にする
●「バズワード」に逃げこまない
●たとえば、毎日掃除しましょう
●「飽き」に負けない
などなど、リスクを減らして成功するヒントが満載!
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