川原みずさは、春休みに、父のいるタイ、プーケット島へ旅立ちました。高度1万2000メートル上空の機内で、みずさはふしぎな体験をしました。父がタイから送ってくれた象の人形が太陽の光を受けてかがやきだしたのです。そのしゅんかんから、みずさの、忘れられない旅がはじまりました。