平安時代に書かれた、ふしぎなお話の宝庫『今昔物語』から、百姓たちに冷たくされたおじいさんが、仕返しをする「瓜をぬすまれてしまう話」、つまらないみえを張った男が命をおとす「鬼が人を食う話」、人相や手相だけでなく、笛の音を聞いても、その人の運命がわかる「占いの名人」など18編をおさめました。