猿飛佐助
サルトビサスケ
- 電子のみ

内容紹介
十歳で戸沢白雲斎より忍術を教わり、修行ののち免許皆伝となった佐助は、十六歳で幸村と出会い家来になる。得意の忍術をもって諸国を漫遊中、至る所で弱者を扶けて強者を挫く。彦根の城下に伊井を脅かし、江戸城に関東方の総帥家康に怖じ気を震わせ、仙台青葉城内では政宗を罵る。時に風を呼び火をおこし雨を呼ぶ変幻出没の快場面の連続、痛快講談。
目次
- まるで人間の洗たくだ
- 忍術修行に二十四時間勤務
- がまの平兵衛「ギューッ」
- 佐助、六勇士を手玉にとる
- 逆手を食った布団蒸し
- あわや、腰元楓は落花狼藉
- 楓、日ねもす身をこがす
- 猿飛もこれには顔赤らめる
- 奥御殿に忍び寄る黒装束
- 六勇士、一番家老につめ寄る
- 捕らえてびっくり、しまったり
- 一を知って、二を知らぬ
- 佐助、沼田城内を騒がす
- 気合い一声! 人馬もろとも投げ飛ばす
- 紅一点の女傑白絹の奮戦
- 秀吉公の荒武者をひしぐ
- 破裂した狸じじいのかんしゃく玉
- ひらめく槍先、鈴鹿峠の大乱闘
- きさまが石川五右衛門か
- 塙団右衛門
製品情報
製品名 | 猿飛佐助 |
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著者名 | 編:講談社出版研究所 |