異端とそしられ、黒魔術と怖れられながらも、日本史の裏側に陰影のごとく貼りついてきた「鬼道」は、江戸時代に不在の盟主を求め、各派が一斉に跳梁をはじめた。血と淫液にまみれ凄絶な争いがくり返される。そこへ、超能力を具えた宇宙星人の出現!空前のスケールで伝奇小説の頂点をめざす長篇第1部。